リスクマネジメント力を高めるために訓練できること

研修には、若手スタッフからベテランスタッフまで、幅広い年代の方が参加します。人それぞれで参加意欲も違いますが、コアハート・カレッジの介護研修では、講義中心のインプット型ではなく、ワークやゲームを中心としたアウトプット型なので、楽しみながら参加可能です。介護研修が始まる前はあまり参加意欲がなかったベテランスタッフも、楽しんでいただけたようで「研修に対する意識が変わった」とおっしゃっていただきました。音楽・映像・アロマを研修中に利用するなど、飽きないような工夫をしています。

事業主が研修を受けて、職場でOJTとしてスタッフに報告するという方法がありますが、スタッフ全員で同じ内容の研修を受けることをおすすめします。実際のところ、口頭で研修内容を伝えられても、意識が上がるのは数日ではないでしょうか。その理由は、スタッフの経験ではないからです。介護研修の内容は実践的なものにしています。それは、実践的・実用的な体験型の研修を行うことで、長期的に記憶してもらうためです。感染症を防ぐためにできることや、事故を防ぐためにできることなど、実際に危機（訓練）を体験してもらいながら、リスクマネジメントへの考え方を深めていきます。